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↑チャームポイントはしゃくれと鎖骨。のんだくれ「元」カリスマ販売員の日常@新潟。♪生まれた、生まれた、何が生まれた~♪娘がうまれました。


by clucy5989
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身近なところにおきた悲しい出来事。

先日ママ友の家に遊びに行ってきた。
ベビースイミングで一緒だったママたちで集合。
いつものように子どもたちは遊び、私たちは他愛もないことをおしゃべりする・・・
そんな一日のように思えたのだけれど、
いつもと違う一言がポツリと、一人のママ友の口から。

「実はお腹の子、死んじゃったの。」

前々から羊水が少ないから検査しているんだと聞いていたけど、
まさか亡くなるとは思っていなかった。
彼女はメールで報告するのがいやで、実際に会って話したかったといってくれた。
「大変だったね。」
と言うのが精一杯だった。
そして小さななきがらを抱いたお葬式の写真を見せてもらい、
「がんばったねぇ。お腹の中で。」
と言うと、もう涙がこぼれそうになってしまった。

どれだけ彼女は泣いたんだろう。
人に話せるようになるまで。

実は私は以前に偶然観たテレビでこの言葉を聞いていた。
誕生死」。
確か娘が生まれて間もない頃で、ただでさえ涙腺ゆるい時なのに、
あまりにも切なく悲しい実話を聞いて号泣した記憶がある。

最近のニュースでも、板尾創路さんの1歳の子どもが突然死したというのを聞いた。

元気に子どもが生まれて育つということは、奇跡に奇跡、さらに奇跡が重なって
本当に何億分の一の確率なのだよね。

いまだに新聞には虐待死や車に放置して死んじゃう子どものニュースが後を絶たない。
この貴重な命の重みを知ったら絶対にそんなことはできないはずなのだけれど。

最近、自我が強くなり「いやいや」連発の娘にちょっとイライラしていたけれど、
あの生まれたときの喜びを思い出した。目が覚める思いがした。
どれだけ抱きしめても抱きしめ足りないくらい。
ムギューッとして、ちょっとほっとして。
あったかいなぁ。子どもは。
このあったかさがあるから、母親は強くいられるんだなぁ。

きっと彼女も、泣きはらした目で上の子を抱きしめて立ち上がったんだと思う。

いろいろなことをまだまだ学ぶ毎日です。
by clucy5989 | 2009-09-06 13:37 | 赤ん坊→子ども