人気ブログランキング | 話題のタグを見る

↑チャームポイントはしゃくれと鎖骨。のんだくれ「元」カリスマ販売員の日常@新潟。♪生まれた、生まれた、何が生まれた~♪娘がうまれました。


by clucy5989
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

アパレル業界で働く私。

私はあるアパレルメーカーで働いています。
そもそもは営業として入社したのですが、その当時はファッション業界と言えども
完全なる男社会。男女雇用機会均等法が施行されて間もない時期で、
まだまだ「女性の営業さん?大丈夫なのぉ」って感じで
取引先からはイヤな顔をされたものです。
最近はもう女性の営業なんて当たり前だし、取引先のバイヤーだって
女性がたくさんいますよね。いい時代になりました。

が、しかし、とにかく私の時代は女性営業暗黒の時代で、
飲み会参加は必須。取引先の社員旅行にまで同行し(もちろん自腹よ、領収書なんて
切らしてはもらえないのよ。)、
休みでも「あれ、持ってきて」と連絡があれば、倉庫にはせ参じますですって感じでした。
セクハラ?当たり前っす。どんとこーい。

まぁそんなこんなで、何年か営業をやってはいたのですが、
取引先の飲み会出席する為に、○I○Iでキャッシングしてたりする自分が
ほとほといやになり、
「一度実家に帰らせていただきます。」
と、宣言しUターンしてきたわけです。

まぁだからといってやりたい事があるわけではなく、もともとファッション業界好きで
入ったわけだから、原点に返り一番やりたかった販売職をやろうかなと。

営業時代は自分自身が、何によって自分自身が上司に査定されているのかなと
常に疑問だったのです。
私の所属するチームの上司が
「俺の手柄は俺のもの、お前の手柄も俺のもの。」
っていう、ジャイアンな人だったせいもあるんですけど・・・。
販売職の査定というのは結構わかりやすいですよね。
明確な数字(売上)が出る事により、自他共に共通認識をもてます。
(もちろん数字だけではないのですが。営業よりはシンプル。)
そういうのも私の性格にあっていて、気がついたら営業職よりも
長く販売職をしていることになりました。
しかも営業のできる販売員ということでかなり重宝され・・・。ん?

でもねぇ、結局飲み会参加だって自分がキチンと仕事してたら
No!っていえたんです。
自分の仕事に自信がなかったから「飲みにケーションでフォローしてやろう!」なーんて
思ったりしてただけなんですよ。
あと、単純に酒が好きなだけなんですよ。


最近は、流通システムもどんどん改良されて商品も迅速に配送されるようになりました。
また、景気が良くないせいもあり、お店側もメーカーと協力しなくてはならないから
無茶な事言うバイヤーもそんなにいなくなりました。(今でもいる事はいるんだ、これが。)
男女関係無く、営業員は純粋に仕事に打ち込める環境のようです。
良かった、良かった。
だけど・・・バブル全開な時代がなぜか懐かしくも楽しく思い出されるのであります。
by clucy5989 | 2004-07-20 14:23 | 仕事