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↑チャームポイントはしゃくれと鎖骨。のんだくれ「元」カリスマ販売員の日常@新潟。♪生まれた、生まれた、何が生まれた~♪娘がうまれました。


by clucy5989
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遅まきながら。

ZARDの坂井泉水さんが亡くなられたニュースを聞き、驚いた。
私の中では、憧れナチュラルひっつめ髪の二大巨頭のお一人だったので。
(もうお一人はRIKACOさん。)
ナチュラルを目指してあの髪型を真似ても、どうみてもただだらしないだけにしかならない。

亡くなられた事も驚いたけど、同い年で、婦人特有のガンで闘病していたという事にさらに驚いた。
私も昨年手術をしたのですが、婦人科の病気(ガンではないけど)でした。

それまで、体力には自信有!と仕事が忙しいことを言い訳に、
毎年の簡単な健康診断はもちろん30代になっても子宮ガン検診や乳がん検診も
一度も受けたことがなかったのです。

しかし、ある日、お腹にくる風邪を引いたときに、近所の「婦人科・内科」の病院にかかったところ、
女医さんが丁寧に触診をし、なぜかエコーでお腹を見てくださったのです。
そして言われたことは、
「今は熱もあるし、具合が悪いでしょうから、風邪が治ったら早めに子宮ガン検診を
受けに来てください。良性だとは思うけど異常があるので。」。




と、思いつつも、そのときの私はあまりのくだりっ腹に事の重大さを推し量る余裕がありませんでした。

後日検診を受けたところ、やはり先生のおっしゃるとおり、
結構重い婦人科の病気が発見されたわけです。
さらにそろそろ子供が欲しいなぁなんて考えてまして・・・と打ち明けたら、
「年齢的にも時間がないので、紹介状を書きますから○○病院に至急行って下さい。」
と、言われだんだんとあせってきました。
え・・・私って結構のんき?

で、○○病院に行ったら、追い討ちをかけるように私は「不妊」状態だったらしく、
お気楽に子供欲しいなんて言ってる場合じゃなかったらしく、
急速に話はすすみ、一気に入院し手術することになりました。

余談ですが、その際、ヘイポーも検査を受けました。
男として人生最悪の屈辱を受けたその笑い話はまた別の機会に。

手術後、「3ヶ月したら『夫婦生活』」していいですよー。」と言われて、
(言われた時に、「夫婦生活って何ですか?」って聞き返してしまいました。
普通に「セックス」と行ってもらったほうがわかりやすい気がしますが。)
言われた通り、夫婦生活をしたら術後半年で子供を授かりました。
拍子抜けするくらいに、トントン拍子に娘は産まれました。
妊娠して知ったのが、どうも最初の婦人科の先生も、その後の○○病院の先生も
ご婦人方には有名で大人気の先生らしく、なかなか予約もとれないとの事。
特に○○病院の先生は「不妊」治療の名手だとの話。

あの時、
たまたまお腹にくる風邪をひかなかったら、
たまたま「婦人科・内科」の先生にかからなかったら、
たまたま○○病院の先生に手術してもらわなかったら・・・

今の我が家の最高の宝物の娘はいないかもしれない。

私の場合、奇跡的にラッキーにラッキーが重なった気がします。
娘の誕生までにかかわっていただいた方々に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

だから坂井さんの訃報を聞いた時にとても残念に思いました。
もしかしたら坂井さんもお仕事が忙しくて、検診など受けていなかったのではないかしら。

今の私は退職した会社の後輩たちに、
どんなに忙しくても健康診断だけは毎年受けるように常々言っています。
私みたいに偶然に病気が見つかることって少ないからねって。
健康だけは会社もフォローしてくれないし、取り返しのつかないものだから。

坂井泉水さんのご冥福をお祈りいたします。
by clucy5989 | 2007-06-04 00:34 | 雑談