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↑チャームポイントはしゃくれと鎖骨。のんだくれ「元」カリスマ販売員の日常@新潟。♪生まれた、生まれた、何が生まれた~♪娘がうまれました。


by clucy5989
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15年ぶりに働かないお正月。

多分初めてお正月に働いたのは、22歳の頃。
ホテルのレストランでウェイトレスのアルバイトをしていたので、年末年始は出勤だった。

そして、アパレルメーカーに就職して営業として働き始めてからは、
お正月は新潟に帰省して友人と会うのが楽しみになった。
当時(平成2年辺り)、東京のデパートの初売りっていうのは3日が通常で、
西武だけが2日から初売りだった・・・そして伊勢丹は今からは信じられないけど
4日からの営業!

そして、バーゲンセールなどは大体次の週末からのスタートだったし
人気のショップなどは15日の成人式(当時)の祝日に合わせるくらい遅かったのだ。
当時の私はデパートに出入りさせてもらう営業だったんだけど、
メーカーの倉庫や配送業者はお正月休みで、商品が動かせるわけじゃないし、
セールも始まっていないからのんびりムード。
営業として、バイヤーやお偉いさんに
どこのメーカーよりも早くお正月の挨拶をする為だけっ!

その後新潟にUターンして、地元で販売員をする事になったが、
やはりしばらくは初売りが3日から、セールも翌週スタートっていうのが普通だったので、
初売りの時は販売員も振袖着て事務所でおとそを頂いたりして、
それはそれはのどかでおめでたい仕事始めだったものだ。
昨今みたいに福袋の為に大騒ぎするような人もいなかったし。



それが、だんだん景気が悪くなっていくにつれて、
初売りの日が2日になり、
営業時間も通常と一緒になり、
さらにセールのスタートをいつのまにか2日の初売りに合わせるようになり、
それどころか12月の終わりからセールが始まるようになり、
大晦日は大残業、2日は超早出で6時出勤も珍しくない状況。
それでも、元日一日休みっていうだけでも幸せなのかもと思ったりする。
量販店の人たちは全く日常と変わらない仕事っぷりな訳だから。

そういう生活がここ15年当たり前のように続いていたので、
無職で迎えた今年のお正月は、少し不思議な感じがした。

前の職場の友達からのメールによると、
「今年は史上最悪に混雑した」とか「会社を辞めたくなった」とか。
新年早々ぐったり疲れきった様子が目に浮かぶ。
でも去年までの私はそうだったんだよね。
それはそれで、達成感もあったしやりがいもあった。
でもそればっかりであと何年走れるのだろうかって考えた。

去年・・・全力疾走してた足を止める事には相当な勇気が要ったけど、
年が変わって、本当に自分でリセットしたんだなとあらためて思う。
今年はどんな一年になるのだろうか。我ながら楽しみ。
そんな風に思える年明けも15年ぶり。いいかもよ。この感じ。

そんなわけで、今年一年も皆々様よろしくお願い申し上げます。
by clucy5989 | 2006-01-04 12:10 | 休日