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↑チャームポイントはしゃくれと鎖骨。のんだくれ「元」カリスマ販売員の日常@新潟。♪生まれた、生まれた、何が生まれた~♪娘がうまれました。


by clucy5989
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「理想の家庭」について考える。

最近テレビでも何かと総まとめ的な番組が増えてきているけど、
今日は「年末破局特集」ってのをやっていた。
(そんなのまとめなくてもいいと思う。)

やはり最近の破局ネタが多く、村上里佳子さんと内田有紀さんが取り上げられていた。

この2人の離婚についてテレビが取り上げる時、「両親が離婚している」っていうキーワードが
登場する事が多い。
「両親が離婚したから、自分は理想の家庭を築きたいと一生懸命だったが、それが相手にとってプレッシャーになったのではないか?」
といったような説明をよく聞いた。



私の周りでは離婚した夫婦(熟年離婚)が多い。
まず私の両親が離婚している。
しかし、離婚の理由は明確だったし、何より離婚したことでお互いがすっかり解放されたらしく、
子供も親も伸び伸びできるようになった事が逆に嬉しかった。
うちの親もちょっとは子供の前で取り繕ってくれていたら良かったのに、
全くそういう気配りなく、素をさらけ出しまくってくれていたので、
子供としては「離婚大歓迎!」って状態であった。

そんな状況を小さい頃から観察しつづけた私は、
「理想の家庭を築きたい!」という願望よりも、
「結婚はしませんから!」と宣言する人になってしまった。
実際母親は離婚してから、好きな事を好きな時にやり、仕事もガンガンこなし、
本当に生き生きしている。
父親もマイペースで暮らしている。
そんな2人を見ていると、結婚する気が全く起きなくなってしまった。

ところが、縁あってヘイポーと巡りあい、結婚する事になったのだけど、
「理想の家庭を築きたい」とは全く思っていない。
というか、「理想の家庭」ってのがまず思い当たらない。

実際私も「結婚して他人と一緒に暮らす」という事の大変さを痛感する事がよくある。
2、30年も別なペース、別なルールで暮らしている人といきなり一緒に暮らすわけだから、
衝突がない訳ない。
しかもそこには金銭的なことや、思想的なこともかかわってくる。

私の両親が不幸だなぁと思ったのは、お互いがお互いを、自分の方針にむりやり当てはめようとした事。どこかで、リーダーシップを取り合おうと必死だった。
でも所詮他人だから平行線をたどるわけで。

だから今はそれだけはしてはいけないと思って、毎日暮らしている。
強いて言えば「理想の家庭」かな。

村上里佳子さんや内田有紀さんが思い描いた理想の家庭ってどんなんだろう。
痛みも苦しみも衝突もない上で成り立つ理想の姿なんてないと思うんだけどね。


今の私は「結婚も離婚も肯定派(一部を除く)」。
by clucy5989 | 2005-12-27 14:11 | 雑談